【ぽとふ館キャロット班】
キャロット班は、主に車椅子の方や賑やかな雰囲気が苦手な方が、ゆっくり落ち着いた活動をしている班です。今年度は、4月から特別支援学校を卒業したばかりのフレッシュな女性2名が加わり、男性3名、女性8名の計11名の方が在籍しています。
キャロット班の一日は、職員のピアノ生演奏の中で行われる『朝の会』から始まります。一人ずつ名前を呼んでから、一日の予定とその日の給食メニューを確認し、午前の活動に入ります。
午前中は、身体の弛緩とスキンシップを目的とした『ふれあい体操』、個別の機能訓練『からだづくり』をメインに行なっています。理学療法士が週2回、作業療法士が月2、3回来てくださり、一人ひとりに合わせた『からだづくり』のメニューを組み立ててもらうとともに、実際の訓練にもあたっていただいています。
午後は、作業の時間です。最近、銅線のリサイクル作業を始めました。銅線を機械に通したり、仕分けをしたり、ビニール膜を引き剥がす作業は、新鮮で、皆さん楽しんで取り組んでいます。握ることが難しい方も、クリップ等の補助具を使って集中して行なっています。
水曜日は、運動を兼ねたゲームを行なう『レクの日』。何をするかは、当日のお楽しみです。金曜日は、元美術教員の支援員による『アートの日』があります。テーマは毎回違いますが、大胆な色使いやダイナミックな描き方で、素敵なアート作品が次々と生まれています。(記:二川)
キャロット班のメンバー | ふれあい体操 | 天気の良い日は散歩も |
銅線リサイクル作業 | アートの日の様子 |
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