ぽとふ館開所から毎月利用者様とご家族向けに発行してきた広報誌「となりのぽとふ」が、このたび創刊50号を迎えることができました。写真はこれまでの表紙を、館内の階段踊り場に一覧にして掲示したものです。ひとつひとつに思い出があり、あらためて見ると、「あんなことがあったな」「こんなこともあったなあ」と感慨深いものがあり、まさにぽとふ館の歴史そのものといった感じです。広報誌の制作は、広報委員会が中心となり、写真や記事の選定を行います。記事の内容は、ぽとふ館職員全員が協力して書きあげています。アート係と連携した「ぽとふ館アートギャラリー」の掲載も続けてくることができました。また、毎回題字には、土曜開所などの機会に利用者様(時には職員)が書いた作品を使用してきました。ちなみに今回の50号の記念号は、題字を渡辺理事長に書いていただいています!引き続き、皆様に楽しんでいただける広報誌作りをしていきたいと思います。これからもご愛読よろしくおねがいします。(記:齋藤)

「となりのぽとふ」由来

平成26年秋、新事業所の名称として、ささの会では2つの名が候補になりました。「ぽとふ館」と「となりのぽとふ」です。「ぽとふ」はもちろん野菜料理のポトフのこと。当時障害者支援施設「どうかん」は農作業に力を入れており、ささの会のグループホームも「じゃがいもホーム」「たまねぎホーム」「にんじんホーム」…。そこで新しくできる施設はその集大成(?)の意味と、いろいろな個性の具が1つの鍋の中で互いを支えあって料理を成立させる「そんな温かい施設にしたい」という思いを込めて、ポトフという言葉を使おうと思ってました。でも「ぽとふ」だけでは何か物足りない…。それで職員間で考え、最終候補に残ったのが「ぽとふ館」と「となりのぽとふ」でした。結果的に「ぽとふ館」になりましたが、「となりのぽとふ」という名も職員間では根強い人気があり、「それでは広報誌の名前に使おう!」。そんなわけで広報紙「となりのぽとふ」となりました。(「となりのぽとふ」第4号より)

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