重陽の節句(旧暦9月9日頃)は、「菊の節句」とも呼ばれ、平安時代より不老長寿を願い、菊にまつわる行事が行われていました。この日は、秋の収穫祭でもあり人々はお神酒に菊の花を添え、稲、栗などをお供えして、神に感謝をして無病息災を祈りました。岩槻区では平成26年の秋より、岩槻駅東口の各博物館などにてイベントが行われています。例年ですと鷹狩り行列などのイベントが大々的に行われるのですが、今年はコロナ禍ということで、大幅に規模縮小されました。そんな折、区内他事業所のお誘いを受け、ぽとふ館も「福祉マルシェ」に出店しました。

会場のにぎわい交流館前にはテントが張られ、ぽとふ館とは「顔の見えるネットワーク会議」などで交流のある岩槻区内の事業所も複数出店し、授産製品を販売しています。出店中は何人かの利用者様とご家族、さらに渡辺理事長をはじめとするささの会の役職員が家族連れで、久しぶりのイベントを楽しみました。こうした時勢のため、大にぎわいとはいきませんでしたが、それでもさをり織り製品や野菜などがたくさん売れ、利用者様の工賃収入を得る良い機会となりました。お越しいただいた皆さま、ありがとうございました。(記:大出)

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