令和4年3月に開催された『さいたま市就職フェア』の一環で、どうかんの小野澤支援員がインタビューを受けました。
小野澤支援員は、保育分野の実習をどうかんで行ったのをきっかけに、障害福祉の道を目指しました。現在は4年目となり、昨年度からは法人の人材プロジェクトのメンバーとしても活躍してくれています。インタビューからも伝わるように、とても元気で明るく、ムードメーカー的な存在です!!
以下、インタビューのQ&Aを記載させていただきます。
Q1.お仕事のおおかまな内容を教えてください。
私は、入所施設で、生活介護の支援員として働いています。利用者さんは障害のある成人の方が利用されています。入所施設のため、365日24時間職員が交代で利用者さんの衣食住や余暇の支援を行っています。
Q2.しごとに就いたきっかけと決め手を教えてください。
私は大学では保育を専攻していました。保育実習のために今の「障害者支援施設どうかん」に実習に行きました。12日間の実習で、障害のある方のイメージがとても変わり、また、職員と利用者さんの関わり方を見て、この道に進んでいきたいなと感じました。
Q3.楽しい、やりがいを感じるのはどんな時ですか?
どうかんでは、地域交流として「どうかんまつり」というものがあります。現在、新型コロナウイルスの流行があり、地域の方をお呼びすることができなくなったため、利用者さんに少しでも楽しく、どうかんまつりに関わっていただきたく、段ボールでおみこしを作りました。利用者さんがおみこしを担ぐ姿がとても楽しそうで、今まで大学で学んだことも活かせて、一番のやりがいを感じました。
また、支援が難しい方がいるのですが、失敗を何度も繰り返した中で、成功したときは自分の中でも一番の体験となり、少しでも学ぶことができて、やりがいを感じました。
Q4.福祉業界は3K(きつい、汚い、危険)と言われることもありますが、ご自身の印象はどうですか?
福祉業界では、体力や精神面が重要だと思っています。自分も体力面では一番気を付けていて、休日には筋トレだったり、気分転換にリフレッシュできるような環境を常に考えながら行動しています。
また、利用者さんとの関わり方が難しい時があるのですが慣れていきますし、利用者さんもご高齢になり、介助が必要な方が増えてきているため、職員で話し合い、利用者さんに怪我が無いように、支援の方法などを全体で共有し、利用者さんに合った支援を行っています。
Q5.これからの目標についてのお考えを教えてください。
現在、私は生活介護で働いていますが、今後は在宅支援部や通所の施設等で働きたいと感じています。理由は、今の利用者さんにも色々な勉強をさせていただくのですが、違う部署によっても、利用者さんとの関わり方が違ったり、仕事内容が違ったりするので、そんなところで仕事をして、自分のスキルや利用者さんとの関わり方を学んでいきたいと思います。
また、私は大学では保育科なので、幼稚園教諭と保育士の資格はもっていますが、介護士の資格はありません。そのため、福祉の資格を一つでも多く取っていくことを目標に、今後もがんばりたいと思っています。
Q7.ズバリ、「障害福祉のしごと」の魅力とは?
私は人々の生活を支えることができるのが魅力だと思っています。一般企業のようにノルマがないため、自分や利用者さんのペースに合わせながら支援を行えるのがとても大切で、自分自身も焦らず、ゆっくりと利用者さんのことを考えながら支援を行っていけると思います。
Q8.これから「障害福祉のしごと」をする方へのメッセージをお願いします。
実際に障害のある方と関わったことで、今までの障害のある方のイメージが変わることがあります。実際に私も、実習を通して、イメージが変わっていったので、福祉業界に興味のある方は、見学や体験を行ってほしいと思います。