2月24日(金)、令和4年度ささの会権利擁護研修を行いました。2か所の会場に分かれ、それぞれ、オニオン班・キャロット&ポテト班で、虐待防止の講義と職員による劇(録画)を見ていただきました。それぞれの会場で、利用者の皆様は真剣そのもの。ひとりひとりが「虐待とは」を考える機会となりました。もちろん、それは、職員にとっても同じこと。自身の支援の形を振り返る良い機会となりました。会場ごとに、利用者様の反応は異なっており、オニオン班会場では真剣に、講義や動画に集中している様子が見られ、キャロット&ポテト班会場では、利用者様が主体となって、意見を述べる様子が見られました。講義を行った職員からも、「みなさんが、とても集中して、話を聞いてくれた」と感想をいただき、利用者様の意識の高さが伺えました。また、オニオン班会場では、真剣な利用者様の空気に圧され、司会を行った職員がたじたじになる場面もありました。キャロット&ポテト班会場では、利用者様がまっすぐに画面を見つめる様子が見られました。普段なかなか言葉を発しない方が、意見を述べてくれたこともあり、「虐待」というテーマに、みなさんそれぞれがきちんと向き合って意見を述べたりしてくれたことが、準備を進めた職員にとっては、とても嬉しく、身につまされる想いがしました。今後も一層、利用者様の声に耳を傾けていきます。(記:田中)
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