ポテト班は、今年3名の利用者様が加わり、男性8名、女性3名の計11名のグループで活動しています。内職作業(タオルたたみ・箱折り作業)と館内の清掃を担当するハウスキーピング作業、農作業の主に3つの作業を活動の中心としています。ポテト班は将来的に就職をしたいと思っている方や、就職までは行かなくても、自分のできる範囲で仕事を頑張りたいと思っている人が集まっているグループなので、活動内容も自然と「仕事」を意識したものになっています。

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8月より、ぽとふ館が給食業務を委託している日清医療食品㈱の協力により、ぽとふ館の厨房で皿洗いを行なう職場実習が始まりました。ぽとふ館内とはいえ、「企業」の中で働くことは、貴重な体験になります。利用者様が自信を深められる活動にしていきたいと考えています。また、今年は「さをり織りの体験をしたい」と言ったお声や「運動する機会を増やして欲しい」といったご意見もいただき、これまでの作業活動以外の部分にも力を入れ始めました。季節的にも運動しやすい時期になりましたので、散歩や運動場でのサッカーなどで汗を流しています。さをり織りは今後活動に取り入れられるように、準備を進めていく予定になっています。

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ポテト班の次なるテーマは、①食品加工作業の立ち上げ、②一人ひとりに合わせた活動を充実させていくこと、と考えています。食品加工は、これまでなかなか進められずにいましたが、少しずつ活動が安定してきたこともあり、この冬から具体的な準備にとりかかることになっています。ちなみに現在は食品加工を行なっている周辺地域の障害福祉事業所の何か所かに職員が見学に伺い、勉強しているところです。また、最近は「仕事」だけでなく、「健康」や「楽しみ」といった面の支援も重要だと感じています。皆さん、一人ひとりが違ったニーズや思いをもって通所されているので、支援の内容もそれぞれ違うものになると思います。今後はこうした個別支援の充実に力を入れて行きたいと考えています。(記:西川)

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