ポテト班は、男性10名、女性4名、合計14名の作業班です。内職作業や館内清掃作業、農作業を行っています。
内職作業は万葉のタオルたたみ作業の他、他の班でも行なっているキット作業も始めました。朝礼が終わるとオニオン班やキャロット班からも利用者様が集まってくるので、作業場はいつも大勢の人で賑わっています。ハウスキーピング作業は、マニュアルに沿って館内の清掃を行う作業で、比較的障害の重い方でも取り組める作業から、トイレ掃除や洗車などハイレベルなものまで、作業内容は多岐にわたります。最初は皆さん自信なさそうな顔をして始めますが、熟練の域に達すると、自ら色々工夫したり、「こうしたほうが良い」とアドバイスまでできるようになります。農作業に関わる4人の利用者さんたちは、炎天下でも真冬の北風吹く中でも文句一つ言わず畑に出てくれます。夏は草取りや収穫、そしてこれからのシーズンは畑に深さ1ｍの穴を掘って土壌改良を行います。そして、これらの作業と並行して準備を進めていた食品加工作業がいよいよ始まろうとしています。１２月には保健所の立ち入り検査があり、それ以降、カレーショップとして営業が始まります。当面はお付き合いのある会社や事業所、特別支援学校等への配達で経験を積んでいくことになると思います。　ポテト班の活動は作業が中心ですが、最近は作業以外の部分にも力を入れています。オニオン班で毎週行なっているアート活動には、2人の方が交代で参加しています。また今年から5人の方がさをり織りの活動をを始めました。ポテト班ミーティングでは、日頃の困りごとや嬉しかったことを相談したり報告し合ったりしています。また２ヶ月に１回程度、ミーティングで行き先を決めて外出レクも行なっています。12月は忘年会として恒例のカラオケでしょうか！？職員も楽しみな企画です。今後も作業も大事にしつつ、作業以外の活動も充実したものにしていきたいです。（記：西川）

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