５月１２日、いよいよポテト班によるカレーとタコライスの店「Luna Rock（ルナロック）」の営業が始まりました。毎週水曜日の営業日限定、現在は法人内販売という状況ですが、営業開始までこぎつけたことにはひとまずほっとしています。弁当作りは、職員1人と利用者様3名で行っています。月曜中に注文数をとりまとめ火曜に買い出しと仕込み作業を行います。仕込み作業には、職員と利用者3名が入ります。食材の計量や野菜の皮切り、ミキサーを使ってのペースト作りなどを利用者様には担当してもらっています。2日目の販売日には、容器の数合わせ、ご飯の計量、ルーや付け合わせの盛り付けを行います。今では、盛り付け作業から後片付けに関しては利用者様だけでかなりの作業を完了させることができるようになりました。調理や作業の流れを3名がよく理解し、身についてきたなあと実感します。また、ポテト班の利用者の間にも自分たちの仕事という認識が芽生えており、グループホームへの売り込みや宣伝をしてくれる方もいらっしゃいます。また、土曜開所での昼食提供も並行して実施をしており、こういうイベント等を通して「ポテト班の作業」から「ぽとふ館全体の新事業」という認識を共有していければ良いなと考えています。

そんな「Luna　Rock」ですが、今後の課題はいかに販売数を増やしていくかです。現在、法人内の各施設と近隣の他施設への販売がメインです。実は、玄関に掲示してあった販促用ポスターをご覧になったご家族様2組から購入したいとのお話を頂き、お持ち帰り用としてお買い上げいただきました。その折、「おいしかったし、夕食の手間が省けると助かる」というお話をお聞きしました。7月から「カレーお届け便」を検討していたところだったので、実現に向けて心強い言葉でした。野菜のお届け便と同じ方法で、毎週末注文書をお渡し、月曜に注文書を取りまとめ、水曜にお届けという流れで運用していく予定です。Luna Rockのカレーとタコライス、一度お試しください。（記：杉森）

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