7月8日(木)、埼玉県障害者交流センターにて行われた、埼玉県が主催する「障害のある方向け美術ワークショップ」に、ぽとふ館の利用者様4名が参加してきました。講師はプロの美術家の中津川浩章先生です。先生は毎年県立近代美術館で行われる障害者アート企画展のキュレーターもされていて、アートに関わるいろいろな施設がお世話になっています。参加者はスタッフを含め20人ほどで、コロナ対策を施しながら活動しました。広い会場の真ん中には大きな紙が敷かれています。はじめは薄い絵の具を使い、先生からの「線を引いてみましょう」「次は丸を書いてましょう」など、いろいろな声掛けに従って絵を描き、次第に濃い絵の具で好きな絵を描いていきました。どの色を使おうか、どの筆を使おうか、皆さん頭を悩ませながら思い思いに色を乗せています。他の人が描いた絵の上にも塗り重ね、大きな作品になりました。この作品、本当は東京パラリンピックの期間に朝霞のパブリックビューイングにて展示予定だったそうですが、パブリックビューイングが残念ながら中止になってしまいました。でも今後あらためてどこに展示するか検討されるとのこと。お楽しみに。(記:阿部)

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