開智学園は、岩槻区大字徳力にある中高一貫教育を提供する私立学校です。本年度小学6年生たちは、「多文化共生~暮らしやすい社会をつくる」をテーマに、年間を通して総合学習の取り組みを行っており、事前の学習としてこれまでに埼玉県庁による県政出前講座「ユニバーサルデザイン」、そして富山県庁の出前県庁仕事談義「障害への理解の促進」という二つの講義を受けて理解を深めてきました。さらにこれまでの座学で学んだ理論などが実際に現場でどのように実践されているのかを見学するため、11月17日(水)、18名の生徒さんと先生、さらに埼玉県立大学で教授をされている朝日先生がぽとふ館に見学に見えました。なお、当日は密を避けるため、2グループにわかれて、見学と説明をしました。

館内の見学では、万葉の作業内容を利用者様が自ら説明してくださったり、銅線作業を生徒さんに渡して体験させてくれるなど、利用者様も大活躍でした。朝日先生の講義では、手話で“バリアフリー”を学んだり、暮らしやすい環境づくりとそれを共に考えていく大切さについて、学びました。生徒さんは、事前学習でぽとふ館のブログをまとめたり、障害福祉についても学んで参加してくれ、あいさつも感想もしっかり話されていて、とても感心させられました。玄関にいる炭治郎や禰豆子も大人気でしたよ!利用者の皆様、ご協力ありがとうございました。(記:大隅〔ささの会法人本部主任〕)

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