オニオン班は、現在利用者様が男性14名、女性9名の計23名で活動をしています。現在の作業は、さをり織り、アルミ缶つぶし、手工芸、銅線はがし、農作業、藍染など利用者様の特性に合わせ、様々なことに取り組んでいます。

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活動は《朝の会》から始まります。元気にあいさつをした後に、その日の活動内容、給食のメニューを確認します。最後に、全員でラジオ体操をしてあいさつが済むと、作業開始になります。

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作業は、“アルミ缶つぶし” “銅線はがし”に取り組む「リサイクルグループ」に7名、ぽとふ菜園での農作業に取り組む「農芸チーム」に4名、館内で“さをり織り”をはじめとする手工芸や内職に取り組む「室内作業チーム」に12名と、それぞれ分かれて活動しています。

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銅線はがしは、今年度から作業が始まり、毎月約100キロの銅線を分解しています。当初は作業に戸惑う方も多かったですが、今ではすっかり慣れ、日々黙々と取り組んでいます。

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同じく、今年度から始まった作業に藍染があります。藍染の原料のタデアイは、ぽとふ菜園で農芸チームが一生懸命育てました。収穫したタデアイの葉を枝からちぎり、ミキサーにかけて作った染料で衣類やショールなどを染めていきます。

先日行われた「ぽとふアート展」や「トリエンナーレ2016」「どうかんまつり」などのイベントにて染めた作品を販売し、お客様からも好評を頂きました。「室内作業チーム」の中心作業は“さをり織り”です。“さをり織り”は1972年に大阪の主婦城みさをさんが考案したもっとも簡単な機織りで、全国的に愛好者が多くいます。現在8名の職人が、日々織り機を使って作業に励んでいます。なお、できた反物の製品化には、利用者ご家族を中心としたボランティアさんにご協力いただき、ポーチやペン入れ、クッションなど様々な作品が次々と生まれています。

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毎週水曜日の午後は「アートの日」。元美術教諭の小林支援員の企画により、毎回楽しいアート作品が生まれています。また毎週金曜日の午後は「運動の日」で、グラウンドでサッカーやバスケットボールをしたり、近隣をウォーキングするなど体作りに努めています。(記:齋藤)