1月18日(月)の午前中、ささの会の運営する障害者支援施設どうかんの職員1名が新型コロナウイルスに感染したことが明らかになりました。そのため、その日は急遽半日で閉館させていただき、翌19日は状況確認のため臨時休館とさせていただきました。皆さまにはご不便をおかけしましたが、ささの会と同じような事業運営をしている県内複数の社会福祉法人で、事業所をまたいだ感染拡大が起こっている事例があるため、あえて慎重な対応をさせていただいています。ちなみにこの臨時休館日、職員は通常に出勤し、普段利用者様がされている作業活動に従事しました。

感染者の発生したどうかんでは、20日(水)以降利用者様・職員計121名がPCR検査を受けました。その結果、22日(金)に全員陰性が確認されました。ぽとふ館は20日(水)~25日(月)まで念のため半日の開館とさせていただき、26日(火)より通常の開館に戻しております。ただこういう時期ですので、何か展開があれば休館、もしくは時間短縮を検討しなければならない可能性は否定できません。ちなみに感染した当該職員の健康状態はすでに回復しています。

ぽとふ館ではこうした急な展開に迅速に対応できるように、昨年末より一斉メールをあらためて整備しました。そのプロセスで一部のご家族に「同じ連絡が何度も通知される」などの不具合が生じ、ご迷惑をおかけしました。ただこの一斉メールを今回活用したところ、ご家族の皆さまはすばやく適切に対応してくださり、とても助かりました。ご家族より事業所への返信には、職員の健康状況などを気遣ってくださる温かい内容も多く、職員も皆元気づけられる思いです。利用者様・ご家族共に事情は一律ではないので、私たちとしては一律の自粛要請は極力避け、可能な限り皆さまの生活を守っていきたいと考えています。そんな折、このような状況でもぽとふ館に通ってくださる方、感染拡大を気にして自粛してくださる方、矛盾しているようですが、両方の皆さまに感謝しております。

世の中が落ち着くまでにはまだまだ時間がかかりそうですが、利用者様やご家族と協力し、何とかみんな元気に乗り越えていけるようがんばりましょう。また、困ったことや気になることがあれば電話などでいつでもご相談ください。(記:大出)

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