あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします!これから3回に分け、今年の作業班紹介を行ないます。まずはキャロット班です。
今年度のキャロット班は男性が2人、女性が1名加わり、計16名在籍しております。身体障害の方や、静かな雰囲気を好む方たちが多く、それぞれのペースでゆったりと活動しています。
午前の活動は『あおぞら活動』『キット作業』『アート活動』を中心に行っています。『キット作業』は今年度始めた作業で、検尿容器のバリ取りやキャップ付けを行っています。最近はオニオン班・ポテト班の利用者様とも合同で、3班一丸となって作業を進めています。金曜日の午前中はアートの日です。利用者様が描きやすいよう太めのペンを使用したり、画板を使用して、利用者様一人ひとりが参加しやすく工夫しています。完成した作品は館内のほか、支援センター「ささぼし」や、埼玉県立精神神経センター内の「アカシアの森レストラン」にも展示しています。その他銅線はがし作業(剥がす、曲げる)やナットの組み立て作業にも取り組んでいます。午後は『ふれあい体操』『からだつくり』を行ないます。『ふれあい体操』は、身体の弛緩とスキンシップを目的とした体操です。全員車椅子から降り、マッサージや指圧、タッピングを行ないます。常に声掛けを行い、利用者様とコミュケーションやスキンシップを取ると共に、表情や動作をみてコンディションを確認します。『からだつくり』は、理学療法士と作業療法士からアドバイスを頂き、利用者様一人一人にあった機能訓練メニューに沿って訓練しています(例:バランスボールに乗って緊張感を緩める、ウォーカー使用しての歩行など)。また、利用者様の身体の状態をより深く理解するために、理学療法士・作業療法士も交え、定期的に職員のための「からだづくり勉強会」をおこなっています。これからも利用者様が楽しく安心安全に笑顔で過ごして頂けるよう、環境を整えて行きたいと思います。(記:齋藤)

 

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