この4月、ぽとふ館は開所5周年を迎えました。その記念に今回は、社会福祉法人ささの会の渡辺理事長に記事を書いていただきました。
あっという間の5年間でした。利用者の皆様から愛され、親しまれている「ぽとふ館」。何といっても環境のすばらしさ。利用者の皆様の生き生きとした活動。そして、地域の皆様からの温かいご支援などに、心が打たれ感謝申し上げます。
この5周年にあたり、とりわけ私の印象に残っている3つのことを述べます。1つめは、成人を祝う会での新成人を迎えられた利用者の皆様の立派なお姿と、そのご家族の愛の深さに感動します。この日は毎年、人生の喜びと希望を享受するときとなります。
2つ目は、病気や事故で若くしてこの世を去られた3名の利用者のことです。人生の最後をぽとふ館で生活され、ともに語り合えたことに感謝します。世を去られた利用者の皆様からは、命の尊さと尊厳を教えられました。
さいごに特筆すべきことは、利用者の皆様はもちろんのことですが、職員もいつも明るく楽しく一丸となっていることです。また日清医療食品のスタッフは、5年に亘り毎日、健康でバランスの取れた食事を提供してくれています。明日からの新しい5年間に向かって、今日も元気あふれるぽとふ館の歩みが進んでいます。(記:渡辺理事長)

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